ネット削除相談センターの「Bing削除」についての情報提供

検索結果による名誉毀損や営業妨害

ネット削除相談センターでは、マイクロソフトが運営する検索エンジン「Bing」による名誉毀損、営業妨害、プライバシー侵害とその対策について情報提供を行っています。Bingの検索結果や検索サジェストによる名誉毀損などでお悩みの方は、気軽にお尋ね下さい。

削除事例のデータベース

ネット削除相談センターでは、Bingの削除について過去の事例を紹介しております。

Bingからの「削除要請拒否」の回答書(サンプル)

メール本文(転載)

本文書では、個人情報保護のため、個人が特定される内容を省略いたしますことをご了承ください。

受付番号:●●●●

Microsoft Bing カスタマーサポート担当の ●● ●● と申します。

平素より弊社 Microsoft サービスをご愛顧賜り厚くお礼申し上げます。

この度は、Bing 検索結果について、 お問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。

早速ではございますが、Bing 検索結果の削除につきまして、 下記にご案内させていただきます。

また、回答書(PDFファイル)も添付いたしましたので、 お手数をおかけいたしますが、ご確認いただけますでしょうか。


Bing 検索結果の表示について

回答書にも記載されている内容ではございますが、Bing を含む、検索エンジンと呼ばれるシステムは、インターネット上にある様々な情報を収集し、ユーザーが検索するキーワードに関連する情報を、提供するインターネットサービスとなります。

そのため、検索エンジンのデータベースに蓄積された情報は、弊社で、人為的な操作を行うことができないものとなりますため、WEB サイトに含まれているコンテンツに関しましては、削除や変更等を含め、弊社では対応させていただけない内容となります。

本件に関しましては、大変恐れ入りますが、該当サイトを運営されている管理者様へ、削除のご依頼をしていただきますよう、お願いいたします。




Bing 検索結果の削除に関する詳細につきましては、本メールに添付いたしました、「回答書」をもちまして、この度のお問い合わせに対する、弊社回答とさせていただきますので、貴重なお時間をいただきまして、大変恐縮でございますが、添付ファイルの回答書をご覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

ご要望に沿う回答ができず、誠に心苦しい限りではございますが、何卒、ご理解をお願い申し上げます。

上記内容について、ご不明な点などございましたら、お知らせいただければと存じます。

なお、ご返信いただく際は、本メールの件名はそのままでご利用ください。
※ お問い合せの解決に関する内容につきましては、添付ファイルの回答書に記載されています窓口までお願いいたします。

この度はご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
今後とも Bing をよろしくお願い申し上げます。

Microsoft Bing カスタマーサポート担当
●● ●●

添付されている「回答書」

平成●年●月●日

東京都港区港南2-16-3
品川グランドセントラルタワー
日本マイクロソフト株式会社
アドバタイジング&オンライン統括本部

当社は、平成●年●月●日に、お客様より弊社カスタマーサポートセンターにご連絡いただきました検索結果削除の申出に対して以下のとおり回答いたします。

弊社検索エンジンにおける検索結果の取り扱いにつきましては、検索エンジンの仕様および、検索結果削除ポリシーに基づき判断および対応させて頂いております。

(1)Bingの仕様について

弊社検索エンジンサービス「Bing」では、米国マイクロソフト本社が開発しているロボット型検索エンジンが生成する検索結果を提供しております。

ロボット型検索エンジンは、クローラーとよばれる検索エンジン用ロボットが、インターネットに公開されているウェブサイトに貼られているリンクをたどることにより、インターネット上を定期的に巡回し、ウェブサイトやページを自動的に収集、登録(インデックス)して、データベース化しております。

一度登録されたウェブサイトやページは、それらがインターネット上に存在している限り、定期的にクローラーが巡回し、インデックスし直していきます。それに伴い、検索エンジンのデータベースが更新されると、検索結果にも変更が反映されます。

この仕様により、サーバーの管理者や、サイト管理者が特定のウェブサイトやページを削除、もしくはHTMLソース内で検索エンジン用ロボットを回避する設定を施した場合、クローラーが当該サイトを巡回しなくなることから、検索エンジンのデータベースから、サイトやページが自動的に削除され、次回データベース更新時から検索結果に表示されなくなります。

ただし、引用されうるオリジナルの内容がウェブ上に存在している限りは、その内容がサイト制作者や第三者によって別のURLに複製され、再度検索エンジンのクロールの対象となる可能性は残ります。そのため、問題となるサイトまたはページ自体が削除される、あるいは、クローラー回避の設定を施される、という必要がございます。

[参考]Bingヘルプページ
http://onlinehelp.microsoft.com/ja-JP/bing/ff808447.aspx

(2)弊社ロボット型検索エンジンのコンテンツ管理ポリシーについて

(1)で述べたとおり、ロボット型検索エンジンでは、ウェブページのクロールからインデックス、検索結果の表示に至るまで、全てのシステムが完全に自動化されており、各過程においてウェブサイトの内容の真偽に対する判断は行っておりません。

そのため、Bingの検索結果に表示されるサイトは、人為的に登録したものではなく、また事前に削除をするといったこともできない仕様となっております。

コンテンツ削除に際しては、削除依頼者様によるURLの特定と、削除を希望する理由、法的根拠の提供を原則とし、その上で弊社独自のガイドラインに基づき、法的観点およびユーザビリティの観点から緊急に削除が必要と認められたページ、既に元のコンテンツは削除されキャッシュのみが残っている状態のページに関しては、しかるべき措置を講じております。

また、検索結果に表示される各ウェブページのサイト管理者、あるいはサーバー管理者の方への削除依頼につきましては、当事者同士で直接交渉を行っていただくようにお願いしております。

(3)著作権侵害に関するご報告に関して

弊社検索サービスでは、検索結果に含まれるサイトにおける著作権侵害に関するご報告につきましては、著作権の権利保有者の方から、ウェブフォーム(英語)にて直接米国本社の担当部署にお問い合わせ頂くプロセスを取らせて頂いております。

弊社米国本社での対応をご希望される場合には、大変お手数ですが、以下のフォームより著作権の侵害に関してご報告下さい。

https://www.microsoft.com/info/Search.aspx

以上の理由より、このたびBingの検索結果からの削除をご依頼いただいているWebサイトを運営しているサーバーの保有・管理者に対し、著作物等の送信を防止する措置の申出をしていただけますようお願いいたします。

問題のURL、および、そのドメインにて表示されるすべてのサイトコンテンツが削除されますと、検索結果に表示されなくなります。弊社側でのURL削除につきましてはできかねますことを何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

以上、お客様の申出に対して、回答申し上げます。